そば処南総庵（千葉県）　ソウダガツオと昆布のダシ

　創業50年、色んなブログや観光案内等に紹されている外房では有名なお店のようです。2代目ご夫婦とまだまだ元気なおばちゃん達3人位で切り盛りされており、毎年お店に元気を貰いに来る常連客もおられるようです。外観もそうですが、店内は特に海辺の小屋風でなかなかの趣を感じます。厨房のさらに奥の部屋でご主が蕎麦を打たれてました。


数あるメニューの中から友人と、もりそば、かけそば、天ぷら盛り合わせを注文し、船板を利用したというテーブルにほぼ同時に品物が並びました。もりそばは、太からず細からずで色つやも良く美味しそうに出てきました。

箸にとってみると少し縮れた短めの蕎麦で、素朴な感じです。香りは十分に二八を感じましたが、縮れてるせいかつるつる感は少なく、茹で具合は、中のおばちゃんがしっかりと茹でたな！という感じでした。


そば猪口にたっぷり入っためんつゆは、都会での辛汁とは違って魚の旨味が強いやや薄口で、独特の香りと味がしました。食べ終わって確認したところソウダガツオと昆布を使ってるとの事でなるほどと思いました。食べている時は少し物足りなさを感じましたが、たっぷりとつゆに浸けて地元の味をしっかり楽しもうという漁師町ならではの習慣なのでしょう。色んな食べ方があってもいいんですよね。次回はたっぷりと浸けて、つゆの味をしっかり最後まで楽しもうと思います。


他にあわびそば、とろろそば、天ぷらそば等品数が多く、当店では蕎麦単体より種ものを選んだ方が千倉の味を楽しめそうです。特にエビの天ぷらはプリプリの食感と旨さが満点でした。

【店名】そば処　南総庵

【店名の読み】なんそうあん

【店の電話番号】電話　0470-44-2615

【店の住所】千葉県南房総市千倉町瀬戸2920-2

【アクセス】JR内房線　千倉駅から車3分

【営業時間】10：30～19：00

【定休日】毎週　木曜日

【ひとり分の平均的な予算】1,000円～2,000円

【予約】可　　【クレジットカード】不可

【個室】無　　【席数】1階：座席：12　椅子：22　2階：座席：30

【駐車場】有　【煙草】可

【アルコール】有

【店のホームページ】無し